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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成21年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問32

データベースの障害回復処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 異なるトランザクション処理プログラムが、同一のデータベースを同時更新することによって生じる論理的な矛盾を防ぐために、データのブロック化が必要となる。

イ システムが媒体障害以外の原因によって停止した場合、チェックポイントの取得以前に終了したトランザクションについての回復作業は不要である。

ウ データベースの媒体障害に対して、バックアップファイルをリストアした後、ログファイルの更新前情報を使用してデータの回復処理を行う。

エ トランザクション処理プログラムがデータベースの更新中に異常終了した場合には、ログファイルの更新後情報を使用してデータの回復処理を行う。


正解


解説

ア 異なるトランザクション処理プログラムが、同一のデータベースを同時更新することによって生じる論理的な矛盾を防ぐために、排他制御が必要となる。

イ 正しい。

ウ データベースの媒体障害に対して、バックアップファイルをリストアした後、ログファイルの更新後情報を使用してデータの回復処理を行う。これをロールフォワードという。

エ トランザクション処理プログラムがデータベースの更新中に異常終了した場合には、ログファイルの更新前情報を使用してデータの回復処理を行う。これをロールバックという。

問31 目次 問33