インターネットに関わる事象につき、著作権に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
@ 作者に対し、自分の著作物がインターネット上で流通するのを禁止できる権利 (公衆送信権) を保障している。
A 公衆送信権は、無断でアップロードされた段階と、実際に送信された段階の2段階で働く。
B オリジナルの作者には二次創作の発表を禁止できる権利 (翻案権) がないため、インターネット上では二次創作が盛んに発表されている。
C 2020年の著作権法の改正により、違法ダウンロード規制の対象拡大が行われた。
D 違法にアップされた動画であっても、保存を伴わない単なる視聴は違法ではない。
B
ここに説明文が入ります。
@ ちなみに、公衆からの要求に応じて自動的にサーバから情報を送信する権利を自動公衆送信権という。
A 違法アップロードは送信可能化権の侵害となる。
B 不適切である。オリジナルの作者には翻案権がある。
C 規制対象が漫画や書籍、ソフトウエアプログラムなどの全ての著作物に拡大された。
D 適切な記述である。
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