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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−26

期間15日のプロジェクトで7日目の終了時にアーンドバリュー分析したところ、下表のようになった。現在のコスト効率が今後も続く場合、完成時総コスト見積り (EAC) として、最も適切なものはどれか。なお、金額の単位は万円である。

 ┌──────────┬─────┐
 │   管理項目   │金額(万円)│
 ├──────────┼─────┤
 │完成時総予算(BAC)  │  150│
 ├──────────┼─────┤
 │プランドバリュー(PV)│   70│
 ├──────────┼─────┤
 │アーンドバリュー(EV)│   60│
 ├──────────┼─────┤
 │実コスト(AC)    │   90│
 └──────────┴─────┘

@ 180  A 200  B 215  C 225  D 245


正解

C


解説

EVM (Earned Value Management = アーンドバリュー分析(管理)) は、プロジェクトの費用とスケジュールの観点から当初計画と実績を比較して進捗管理する管理手法である。

PVが70万円であることから、7日目に70万円の価値創出を計画していたが、実際にはEVが60万円であり、60万円分の価値しか創出できておらず、計画より遅れている。
また、60万円分の価値創出に対し90万円の実コストが発生している。(CPI = EV/AC = 60/90)

従って、現在のコスト効率が今後も続く場合の完成時総コストは
 60:90 = 150:総コスト
 総コスト = 150×90/60 = 225万円
と見積もることができる。

【別解】
EAC = AC + ETC = AC + (BAC - EV) / CPI
= AC + (BAC - EV) / (EV÷AC) を用いると
= 90 + (150−60) / (60÷90)
= 90 + 90/0.667 = 90+135 = 225

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