次の流れ図において、パス網羅が100%になるために必要なテストケース数として、最も適切なものはどれか。ここで、判定の条件A、条件B、条件Cは独立した条件であると仮定する。
@ 3 A 4 B 5 C 6 D 7
B
パス網羅率が100%であるので、開始から終了に至る経路、すなわち
例外F、命令文D、命令文E、及び、
条件Bがfalseのときの何も命令のないパス、
条件Cがfalseのときの何も命令のないパス
の経路をすべて組み合わせる必要があり、以下の5つのテストケース数が必要である。
(1) (条件A、条件B、条件C) = (true, true, true)
(2) (条件A、条件B、条件C) = (false, true, true)
(3) (条件A、条件B、条件C) = (false, true, false)
(4) (条件A、条件B、条件C) = (false, false, true)
(5) (条件A、条件B、条件C) = (false, false, false)
なお、各経路 (命令) を少なくとも1回は通るようにするテストは、命令網羅率100%のテストであり、例えば以下のような3つのテストケース数となる。
青字はキーとなる条件
(1) (条件A、条件B、条件C) = (true, true, true)
(2) (条件A、条件B、条件C) = (false, true, false)
(3) (条件A、条件B、条件C) = (false, false, true)
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