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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−20

次の文章で説明した技術のうち、最も適切なものはどれか。

「通信業者が保有する高速大容量のIPネットワークを利用し、閉域ネットワークでIP-VPNを実現するために使われる代表的な技術。パケットにラベルと呼ばれるへッダ情報を付けて宛先を識別して配送することで、ユーザごとに論理的に分割されたネットワークを作ることができる。」

@ PPTP

A IPSec

B SSL

C MPLS

D OpenFlow


正解

C


解説

@ PPTP (Point-to-Point Tunneling Protocol) は、TCP/IP環境においてVPNを作り出すことで、安全なデータ転送を可能にするためのプロトコルであり、PPP (Point-to-Point Protocol) を拡張したトンネリングプロトコルである。

A IPSecは、TCP/IP環境において、IPパケットの暗号化や認証などを行うプロトコルであり、セキュリティ対策になる。

B SSL (Secure Sockets Layer) はTCP/IP環境において、データの暗号化を行うプロトコルである。

C 正しい。MPLS (Multi-Protocol Label Switching) は、「ラベル」と呼ばれるへッダ情報をパケットに付加して、フォワーディング (転送) する技術である。

D OpenFlowは、ネットワーク機器を一つの制御装置で集中管理し、データ転送制御を行うなど、ネットワークをソフトウェアで制御するための技術である。

T−19 目次