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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−19

インターネットで用いられるチェックサムに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

@ IPv4にはチェックサムフィールドがあるが、IPv6へッダにはチェックサムフィールドがない。

A チェックサムの計算には2の補数和が用いられる。

B IPv4が使われる場合、UDPでのチェックサムの計算は省くことができる。

C TCPやUDPでは、TCPセグメントやUDPセグメントに、始点・終点IPアドレスなどのIPへッダの一部の情報を追加してチェックサムを計算する。

D データリンク層では、通常、チェックサムではなくCRC (Cyclic Redundancy Check) が誤り検出用に用いられる。


正解

A


解説

@ 正しい。
A 不適切である。IPチェックサムは、16ビットごとに1の補数和を取り、さらにその補数和に対する1の補数を取って計算する。
B 正しい。
C 正しい。
D CRCは巡回冗長検査であり、データを「」として取り扱い、定数で割った余りを元に誤り検出を行う。

T−18 目次 T−20