下図のように、システムBとシステムCを並列に接続し、さらにシステムAと直列に接続したシステム全体について、最も近い稼働率はどれか。 ここで、システム名の下にある数値はそれぞれのシステムの稼働率とする。
┌─────┐
┌─┤システムB├─┐
┌─────┐ │ │ 0.50 │ │
──┤システムA├─┤ └─────┘ ├─
│ 0.60 │ │ │
└─────┘ │ ┌─────┐ │
└─┤システムC├─┘
│ 0.80 │
└─────┘
@ 0.30 A 0.39 B 0.48 C 0.50 D 0.54
D
稼働率P, Qのシステムを直列に接続する時、システム全体の稼働率はP×Qとなる。
また、稼働率P、Qのシステムを並列に接続する時、システム全体の稼働率は1から両方故障する確率を引き、
1− (1−P) × (1−Q)となる。
これを踏まえて
A稼働率 × (1 − B故障率 × C故障率)
= 0.6 ×{1 − (1 − 0.5) × (1 − 0.8) }
= 0.6 × (1 − 0.5 × 0.2)
= 0.6 × 0.9
= 0.54
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