本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成27年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−13

下図のように、システムBとシステムCを並列に接続し、さらにシステムAと直列に接続したシステム全体について、最も近い稼働率はどれか。 ここで、システム名の下にある数値はそれぞれのシステムの稼働率とする。

             ┌─────┐
           ┌─┤システムB├─┐
   ┌─────┐ │ │ 0.50 │ │
 ──┤システムA├─┤ └─────┘ ├─
   │ 0.60 │ │         │
   └─────┘ │ ┌─────┐ │
           └─┤システムC├─┘
             │ 0.80 │
             └─────┘   

@ 0.30  A 0.39  B 0.48  C 0.50  D 0.54


正解

D


解説

稼働率P, Qのシステムを直列に接続する時、システム全体の稼働率はP×Qとなる。
また、稼働率P、Qのシステムを並列に接続する時、システム全体の稼働率は1から両方故障する確率を引き、
 1− (1−P) × (1−Q)となる。

これを踏まえて
A稼働率 × (1 − B故障率 × C故障率)
= 0.6 ×{1 − (1 − 0.5) × (1 − 0.8) }
= 0.6 × (1 − 0.5 × 0.2)
= 0.6 × 0.9
= 0.54

T−12 目次 T−14