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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成27年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−6

ソフトウェアの設計に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ モジュールAが、自分と結合しているモジュールBの中のデータを読み書きするとき、モジュールBの操作を介すとプログラムが冗長となってしまうため、望ましくない。

A モジュール間の結合度を強めることで信頼性の高い設計となる。

B モジュールAが複数のモジュールとやりとりをしている場合、これらのモジュール固有のインタフェースは、汎用的なインタフェースにまとめてモジュールAの中に定義すべきである。

C 同じ親クラスを持つサブクラスは自由に交換可能である。

D 同一の定義を複数のモジュールに分散させるべきではない。


正解

D


解説

@ モジュールBの中のデータを読み書きするときは、モジュールBのインターフェースを通してモジュールBの操作で行うことが望ましい。

A モジュール結合度弱い方が良いプログラムとされており、モジュール結合は弱い順に以下となる。
データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 < 外部結合 < 共通結合 < 内容結合

B モジュールAの中に定義するよりも、グローバル変数として定義する方が望ましい。

C 自由に交換可能ではない

D 正しい。同一の定義を複数のモジュールに分散させると、プログラムが冗長となってしまうため、望ましくない。

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