次のうち、分散型DB (データベース) に最も不適切な要求項目はどれか。
@ 障害が発生した場合、トランザクション全体が処理されるか、又は全く処理されないかのいずれかになる。
A 処理性能の観点から、DBの利用頻度はDBの分散配置に影響されてはならない。
B データが複製されているかどうかを知らずに処理できる。
C トランザクションはデータ項目の位置に依存しない。
D 複数トランザクションの並列処理の結果は、任意の順序でトランザクションを1つずつ実行した場合の結果に等しい。
A
@ トランザクション処理に求められるACID特性のうちの Atomicity (原子性) のことである。
A 不適切である。利用頻度が高いDBは分散配置して、負荷を分散させる。
B 適切な要求事項である。
C 適切な要求事項である。
D 独立性 (Isolation) であり、適切な要求事項である。並列に実行するということは、直列処理なら1,2,3,4,5と処理するところを、例えば3,5,4,1,2と処理することと同じである。
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