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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−5

オブジェクト指向プログラミングについて、次の (a) 〜 (c) の説明が表す概念の組合せとして、最も適切なものはどれか。

(a) データの構造とデータへの操作をひとまとめにすること

(b) 同じメソッドを異なるふるまいで実行させること

(c) あるクラスAのフィールドやメソッドをクラスBがそのまま同様に利用できること

             

@ カプセル化 抽象化     汎化

A カプセル化 ポリモフイズム 継承

B クラス   ポリモフイズム 汎化

C 情報隠蔽  抽象化     継承

D 情報隠蔽  ポリモフイズム 汎化


正解

A


解説

カプセル化は、データの構造とデータへの操作をひとまとめにすることである。

ポリモフィズムは、同じメソッドを異なるふるまいで実行させることである。

継承は、あるクラスAのフィールドやメソッドをクラスBがそのまま同様に利用できることである。

抽象化は、本質的な概念として定義することである。

汎化は、複数のクラスに共通する部分を一般化することである。

特化は、抽象クラスから下位のクラスに特殊化することである。(汎化の逆)

なお、情報隠蔽は、カプセル化に含まれる概念である。

V−4 目次 V−6