技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。

�V−４

次のJava言語のプログラムで、A.foo(2) を呼び出したときの戻り値はいくつか。

class A {
　static int foo(int n) {
　　B x = new B();
　　int r = n;
　　r = x.bar(r);
　　B y = new B();
　　r += y.bar(r);
　　return r;
　}
}

class B {
　static int p = 3;
　int x;
　public B() {
　　x = p;
　}
　public int bar(int z) {
　　++p;
　　return x - z;
　}
}

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正解

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解説

以下の通り実行される。

class A {
　static int foo(2) {
　　B x = new B(); ・・・クラスBで x を定義
　　int r = 2;
　　r = x.bar(2); ・・・(以下の*1より r = 1)
　　B y = newB(); ・・・クラスBで y を定義
　　r += y.bar(1); ・・・(以下の*2より r = r + 3 = 1 + 3)
　　return 4;
　}
}
　4が戻り値である。

(*1)
x.bar(2)は　以下のように計算される。
　public B() {
　　x = p; ・・・ 最初は static int p = 3 だから、x = 3
　}
　public int bar(2) {
　　++p; ・・・1up して p = 4 になる 　　・・・(1)
　　return 3 - 2; ・・・1が返る。

(*2)
y.bar(1)は、　以下のように計算される。
　public B() {
　　x = p; ・・・ (1)で、p = 4 になっているから、x = 4
　}
　public int bar(1) {
　　++p; ・・・1up して p = 5
　　return 4 - 1; ・・・3が返る。

�V−３

目次

�V−５

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