次のUMLのクラス図で示されたモデルの解釈として、最も適切なものはどれか。ここで、仕様名はサイズ、解像度などの名称をもつクラス、仕様値は13インチ、100dpi
などの値をもつクラスとする。
┏━━━━━┓ ┏━━━━━┓
┃ ┃* *┃ ┃
┃ 製 品 ┣━━━┯━━━┫ 仕様値 ┃
┃ ┃ │ ┃ ┃
┗━━━━━┛┏━━┷━━┓┗━━━━━┛
┃ ┃
┃ 仕様名 ┃
┃ ┃
┗━━━━━┛
@ 同じ製品と同じ仕様名の間で、複数の仕様値をもつことができる。
A 仕様名と仕様値が入れ違っているので、解釈できない。
B 製品は一組の仕様名と仕様値の対で表現される。
C 製品は複数の仕様名と高々1つの仕様値の組合せで表現される。
D 1つの製品は複数の仕様名をもち、1つの仕様名は高々1つの仕様値をもつ。
A
@ 同じ製品と同じ仕様名であれば、1つの仕様値が対応するべきである。
A 正しい。製品と仕様名が決まれば、仕様値が対応するべきである。
例えば、製品名:DPLY001、仕様値:13インチ、100dpi が決まれば、仕様名として「サイズ」と「解像度」が決まるということは通常考えられない。
B 製品は一組の仕様名と一つの仕様値の対で表現されるべきである。選択肢は、「一組の仕様名と、一組の仕様値の対で表現される」と読み取れる。
C 製品は複数の仕様名と1つの仕様値の組み合わせで表現される。
高々は0も含む表現であり、適切ではない。
D 1つの製品は複数の仕様名をもち、1つの仕様名は1つの仕様値をもつ。
高々は0も含む表現であり、適切ではない。
W−22 | 目次 | W−24 |