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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成24年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−14

マルチコアプロセッサにおけるオペレーティングシステムとプログラムに関する次の説明のうち、最も適切なものはどれか。

@ コア数が増えることにより、どのようなオペレーティングシステムでも処理能力が向上する。

A すべてのキャッシュメモリは、効率よく利用できるように、すべてのコアで共有されている。

B 多数のプロセスを同時に実行するような環境では、マルチコアのCPUを使用することで、コア数に応じてシステムとしての処理能力を向上させることができる。

C プログラムに記述されているスレッドは、各スレッドに同時にコアを1つずつ割り当てて、すべてのスレッドが同時に実行される。

D マルチコアプロセッサには、排他制御をハードウエアで自動的に処理する機能があるため、プログラム作成上はこれらを考慮する必要がない。


正解

B


解説

@ コア数が増えてもOSが対応していなければ、処理能力は向上しない。

A 1つのコアが1つのキャッシュメモリを利用するものもある。

B 正しい。

C 1つのスレッドに1つずつコアを割り当てる必要はない。

D 排他制御はプログラム作成で考慮する必要がある

B以外は、断定的な言葉が使われており、「いかにも間違えています」という表現になっている。

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