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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成23年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−16

無線LANのセキュリティに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ WPAの鍵長には、40ビットと104ビットの2種類が存在する。

A AESは、WPA、WPA2の両方でサポートされている。

B PSKは、鍵を自動交換するプロトコルである。

C SSIDは、通信を行うユーザの認証に使われる。

D WPA2は、IEEE802.1X認証を必要とする。


正解

A


解説

@ WPA (Wi-Fi Protected Access) の鍵長は128ビットである。40ビットと104ビットの2種類が存在するのは、WEP (Wired Equivalent Privacy) である。

A 正しい。AES (Advanced Encryption Standard) の鍵長さは、128/192/256ビットの3種類が存在する。

B PSK (Pre-Shared Key) は、通信内容を暗号化する際に、事前に共有しておく暗号鍵のことである。

C SSID (Service Set Identifier) は、無線LANのアクセスポイントの識別名のことである。

D IEEE802.1Xは、LAN内のユーザ認証を行って、アクセス制御を行う規格である。WPA2は、IEEE802.1X認証を必ずしも必要としない

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