インターネット上の通信に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ データグラム型通信では、送信した順番でパケットが受信側に届くことが保証されている。
A ポート番号とは、送信したパケットに付番された一連の番号をいう。
B BSDソケットのシステムコール select は、データの受信側において複数の送信元から1つを選ぶときに用いることができる。
C バイトオーダの異なるコンピュータ間では、ソケットを用いて正しいデータ送受信を行うことはできない。
D IPv4におけるアドレスクラスDのアドレスでは、ネットワークアドレス長は28ビットである。
B
@ データグラム型通信では、送信した順番でパケットが受信側に届くことは保証されていない。
A ポート番号は、送信したパケットが受信側のどのアプリケーションで利用されるかを識別するための番号である。
B 正しい。BSDは Berkeley Software Distributionの略で、UNIXのOSの一つである。
C バイトオーダは、多バイトデータをメモリに格納する際の1バイトずつの配置方法のことである。例えば0xA1B2C3D4という4バイトのデータをメモリに格納する時
リトルエンディアンでは、D4 C3 B2 A1 の順に配置され、
ビッグエンディアンでは、A1 B2 C3 D4 の順に配置される。
データ送受信する場合には、ビッグエンディアンで行うことが規定されている。
D クラスDにネットワークアドレス長という概念はない。クラスDの使用目的は、IPマルチキャスト用であり、アドレス部は28ビットである。
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