カメラから取得する画像データに対して必要な処理を加えるシステムを、以下のUML (Unified Modeling Language) のクラス図で設計した。このシステムに関する@〜Dの記述のうち、最も適切なものを選べ。
@ 「カメラB」は、「カメラA」と互換性がある。
A 「カメラA'」は、「カメラA」のスーパークラスである。
B 「カメラB」は、「カメラA'」を継承している。
C 「カメラA」と「カメラB」は、同時に使うことができる。
D 「フィルタX」と「フィルタY」は、組み合わせて使用できる。
C
@ △は 特化、汎化を表し、◇は集約、分解の関係を表す。
A 「カメラA’」は「カメラA」のサブクラスである。
B 「カメラB」は「カメラA’」の分解である。
C 正しい。
D 「フィルタX」「フィルタY」は画像処理と特化−汎化の関係にある。
分解−集約の関係であれば組み合わせて使用できるが、特化−汎化の関係では組み合わせて使用できない。
フィルタXは白黒加工、フィルタYはエンボス加工のような場合を想定すると考えやすい。
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