次の手法、理論、技術のうち、知識処理と最も関連性の薄いものを選べ。
@ Zバッファ法
A フレーム理論
B エキスパートシステム
C セマンティックネットワーク
D 述語論理
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@ Zバッファ法は、3次元画像処理における隠面消去 (視線の手前にある 物体によって死角になる部分を描画しないようにする処理) の方法の一つであり、知識処理とは関連性が薄い。
A フレーム理論は、人工知能の分野において、知識を表現するための枠組み (フレーム) についての理論である。
B エキスパートシステムは、健康診断などの検査結果から医療診断をしたり、複雑な思考のシミュレーションを行うなど、専門家の知識を蓄積し専門家の代わりを行うシステムである。
C セマンティックネットワーク (意味ネットワーク) は、単語の意味や概念を、ネットワーク形式で表現して構造化したものであり、知識処理と関連性が深い。
D 述語論理は、命題論理を拡張した理論で、命題の内部構造を明示し、組み合わせて知識としたものである。
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