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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成21年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−19

ディジタルカメラで静止した風景を撮影する。下図に示すように、ある位置Pから撮影した画像Aと、カメラを水平かつ光軸と垂直に平行移動させ、位置Qから撮影した画像Bとを比較した。すると、数十km先の山並みは全く同じ位置に写っていたが、電柱Eは画像上で40画素ずれて写っており、車Cは画像上で20画素ずれて写っていた。電柱Eと車Cはともにカメラのほぼ正面にあり、移動前後のカメラ位置を結ぶ直線PQから電柱Eまでの距離は4mである。このとき、直線PQから車Cまでの距離として、@〜Dのうち最も近いものを選べ。

 

@ 2m  A 5.7m  B 8m  C 16m  D 24m


正解

B


解説

視差の問題である。
電柱E、車C、位置P、位置Qの位置関係を下図のように表す。なお、f は焦点距離であり、f≒0 である。


相似の考え方を利用すると、
電柱Eについては、
 4m : PQ = f : 40画素

車Cについては、直線PQから車Cまでの距離を Xm とすると、
 Xm : PQ = f : 20画素

従って、
PQ × f = 4 × 40 = × 20 となり、
X = 4 × 40 ÷ 20 = 8m

W−18 目次 W−20