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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成20年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

Ⅳ-22

アジャイルソフトウェア開発手法の一つに、XP (eXtreme Programming) がある。1999年にKent Beckにより提唱された4つの価値と12のプラクテイスが有名である。反復型の開発プロセス、数週間の短いリリースを特徴としている。このプラクティスの説明として誤っているものを選べ。

① シンプルな設計を追求する。余計な機能は実装しない。

② テストケースを記述してから、コーディングする。

③ 二人の共同作業でコーディングする。

④ ソースコードはコーディング担当者の責任で修正する。

⑤ 週の労働時間を40時間以内とする。


正解


解説

エクストリームプログラミングは、ユーザー要求や仕様変更のリスク軽減のために、ユーザーや開発者間のコミュニケーションを重視し、コーディングとテストに重点を置き、常にフィードバックを行って再設計やプログラム修正をしていくソフトウェア開発手法である。

④ ソースコードの所有者は決まっておらず、開発者全員の責任で修正する。

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