「ソフトウェア製品の評価−品質特性及びその利用要領」 (JIS X 0129, ISO/IEC 9126) に定められている6項目の品質特性として、正しい組合せを次の中から選べ。
@ 機能性、信頼性、使用性、効率性、保守性、移植性
A 正確性、信頼性、使用性、効率性、回復性、移植性
B 正確性、信頼性、運用性、効率性、保守性、移植性
C 正確性、信頼性、運用性、効率性、回復性、移植性
D 機能性、信頼性、運用性、効率性、回復性、移植性
@
ISO/IEC9126には6つのソフトウェアの品質特性が定義されている。
6つの品質特性は以下の通り。
機能性:機能に対するユーザ要求の満足度であり、要求の達成度、障害件数、インタフェース数、チェック項目クリア率、予防措置項目数などを指標とする。
信頼性:一定条件下における性能維持能力であり、平均故障間隔と平均修理時間、障害件数当たりのシステム停止率、復旧時間などを指標とする。
使用性:使い勝手の良さであり、理解容易と判断できる機能の割合、教育時間、運用エラー率などを指標とする。
効率性:ソフトウェアの性能やリソース (CPU、メモリなど) に対する指標であり、時間効率性 (レスポンスがよいか) 、資源効率性 (CPUやメモリ使用量)
などを指標とする。
保守性:変更のしやすさであり、規模あたりのテスト時間、平均エラー解析時間、平均エラー修正時間、修正時の障害率などを指標とする。
移植性:異なる環境への移しやすさであり、移植手順数などを指標とする。
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