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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成19年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−16

画像処理で用いられるラプラシアンフィルタは、微分フィルタの一種であり、画像信号 F(x, y) 対して (∂2/∂x2 + ∂2/∂y2)F を求めるものである。下図の画像にラプラシアンフィルタを適用した結果として、最も適切なものは@〜Dのうちどれか。ただし、結果画像の白、灰色、黒は、それぞれ画素値が+、0、−であることを示す。

 


正解

C


解説

ラプラシアンフィルタは、2次微分によりエッジ検出や先鋭化を行うフィルタの一種である。
微分すると、色が変わらない部分は0(灰色) になる。
また、+(白) から−(黒) に変わるところや、0(灰色)から−(黒) に変わるところは−(黒) に変わる。
逆に、−(黒) から+(白) に変わるところや、0(灰色)から+(白) に変わるところは+(白) に変わる。

これを踏まえると、例えば画素値が、黒黒黒白白白の個所、つまり−−−+++の個所は
1回微分すると 0000
2回微分すると00
となり、灰色・白・灰色となる。

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