1つのレコードにキーが2個、ポインタが3個交互に格納できるB木 (balanced tree, B-tree) が下図のようになっているとき、キーの値3を追加した場合のB木の構成図として最も適切なものは@〜Dのうちどれか。ここで、キーの値は数値型とする。
@
B木の構造のポイントは、
(1) キーがポインタとポインタの間に入っていること。言い換えると、1つのレコードから出ている枝の数はキーの数より1つ多いということである。
(2) キー i と キー i+1 の間にあるポインタから出ている枝にあるキーj は キーi より大きく、キー i+1 より小さいこと。
これらを踏まえる。
@ 正しい。
A キー6の右横から矢印が出ていない。
B キー4があるレコードと、キー1、キー2があるレコードの間で分割が行われるが、キー4があるレコードと、キー5、キー6があるレコードの間で分割が行われており、誤り。
C キー6とキー10の間から枝が出ていない。
D キー3とキー4の間から枝が出ていない。
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