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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成18年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−28

ソフトウェアまたはシステム開発の品質に関する次の記述のうち、不適切なものを選べ。

@ より多くのテストケースを実施することが、ソフトウェアの品質を向上させる最も確実な方法である。

A 設計局面でウォークスルーやレビューを実施することで、後工程の品質にかかるコストを抑えることが可能である。

B テストツールを利用することでソフトウェアの品質の向上が図れるとは限らない。

C ソフトウェア開発者にとってバグとはいえないものでも、要求品質の充足という観点で設計書に間違いがあれば、開発をやり直すことがある。

D 移行マニュアル、作業指示書などの記述の正確さは、システムの移行テストの検証および評価項目として適切である。


正解

@


解説

@ 誤りである。より多くのテストケースを実施することが最も確実な方法とは言い切れない。 

A ウォークスルーは、システム開発メンバーが集まり、プログラムの仕様やプログラム全体に誤りがないかなどを確認するレビュー技法である。

B 正しい記述である。

C 要求品質を満たしていなければ、開発をやり直すこともあり得る。

D 正しい記述である。

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