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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成18年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−2

整数を8ビットの、2の補数表現で表しているとする。次のうち正しいものを選べ。

@ 最も小さい値は111111112である。

A 21と-21の2の補数表現は、全ビットの0と1を交換したものである。

B 表現できる範囲は、-128から128までである。

C 011101012 + 000011002 はオーバーフローしないで計算できる。

D 2倍をするのに、オーバーフローが起こらない限り、1ビット左シフトで実現できる。


正解

D


解説

@ 最も小さい値は -128であり、2の補数表現では、10000000 である。

A 2の補数表現は、全ビットの0と1を交換して、1を加える。全ビットの0と1を交換しただけのものは1の補数である。
21は 000101012 であり、-21は 111010112 である。

B 表現できる範囲は 10000000 〜 01111111 で10進数では、-128〜127である。

C 011101012 + 000011002 = 1000000012 となり、オーバーフローする
10進数では117+12 = 129であり、-128〜127の範囲を超える。

D 正しい。1ビット右シフトすると、2分の1になる。

W−1 目次 W−3