コンピュータの歴史における次の説明のうち、最も適切なものを選べ。
@ チャールズ・バベッジが構想した「解析機関」はプログラム可能な計算機だった。
A ブレーズ・パスカルの歯車式計算機は、加減乗除の四則演算ができた。
B アラン・チューリングの万能機械は、コンピュータの処理能力に限界がないことを示した。
C ジョン・エッカートとジョン・モークリーによって開発されたENIACは、プログラム内蔵方式の真空管を用いたコンピュータであった。
D プログラム内蔵方式は、アメリカのアラン・チューリングによって提唱された。
@
@ 正しい。
A 歯車式計算機は、加減の演算のみできた。
B 「万能」は、処理能力に限界がないという意味ではなく、あらゆる計算機は、チューリング機械に還元できるという意味である。
C プログラムを変更するには、配線を変える必要があった。しかし、厳密には、ENIACはプログラム内蔵方式であったため、Cも正しいといえるが、最も適切な選択肢でもない。
D プログラム内蔵方式は、ジョン・フォン・ノイマンによって提唱された。
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