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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成18年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

W−1

コンピュータの歴史における次の説明のうち、最も適切なものを選べ。

@ チャールズ・バベッジが構想した「解析機関」はプログラム可能な計算機だった。

A ブレーズ・パスカルの歯車式計算機は、加減乗除の四則演算ができた。

B アラン・チューリングの万能機械は、コンピュータの処理能力に限界がないことを示した。

C ジョン・エッカートとジョン・モークリーによって開発されたENIACは、プログラム内蔵方式の真空管を用いたコンピュータであった。

D プログラム内蔵方式は、アメリカのアラン・チューリングによって提唱された。


正解

@


解説

@ 正しい。

A 歯車式計算機は、加減の演算のみできた。

B 「万能」は、処理能力に限界がないという意味ではなく、あらゆる計算機は、チューリング機械に還元できるという意味である。

C プログラムを変更するには、配線を変える必要があった。しかし、厳密には、ENIACはプログラム内蔵方式であったため、Cも正しいといえるが、最も適切な選択肢でもない。

D プログラム内蔵方式は、ジョン・フォン・ノイマンによって提唱された。

目次 W−2