本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成26年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問16

OSのプロセス制御におけるプリエンプティブ方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 各プロセスがシステム資源を自主管理できるので、マルチプログラミングに向いている。

イ ノンプリエンプティブ方式に比べて、コンテキスト切替えのためのオーバヘッドが小さい。

ウ ノンプリエンプティブ方式に比べて、特定のプロセスがプロセッサを独占することが多い。

エ プリエンプティブ方式を実現するには、OSがプロセスを強制的に切り替えて実行する機構が必要になる。


正解


解説

プリエンプティブなマルチタスクは、OSがアプリケーションのCPU割り当て時間を管理する方式である。
一方、ノンプリエンプティブなマルチタスクはOSがCPUの管理をせず、アプリケーションが自主的にCPUを開放することで、他のタスクに切り替わる方式である。

ア プリエンプティブ方式では、システム資源をOSが管理する。

イ オーバヘッドが大きくなる。

ウ プロセッサを独占することは少ない

エ 正しい。

問15 目次 問17