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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 秋期 高度情報技術者試験問題と解説

問7

記憶領域の動的な割当て及び解放を繰り返すことによって、どこからも利用できない記憶領域が発生することがある。このような記憶領域を再び利用可能にする機能はどれか。

ア ガーベジコレクション

イ スタック

ウ ヒープ

エ フラグメンテーション


正解


解説

ア 正しい。ガベージコレクション (Garbage Collection) は、プログラムが動的に確保したヒープ領域のうち、使用しなくなった領域を回収して再度使用可能にすることである。

イ スタックは、後入れ先出し方式 (LIFO) により、処理中のデータを一時的に保管するための記憶領域のことである。

ウ ヒープは、プログラム実行時において、動的に確保が可能な記憶領域のことである。

エ フラグメンテーションは、OSがメモリ領域の割当てと解放を繰り返すことによって、メモリ領域に未使用の不連続な隙間が多数できる現象のことである。

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