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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成24年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問18

スループットの説明として、適切なものはどれか。

ア ジョブがシステムに投入されてからその結果が完全に得られるまでの経過時間のことであり、入出力の速度やオーバヘッド時間などに影響されない。

イ ジョブの稼働率のことであり、“ジョブの稼働時間÷運用時間”で求められる。

ウ ジョブの実行可能数のことであり、使用されるシステムの資源によって上限が決まる。

エ 単位時間当たりのジョブの処理件数のことであり、スプーリングはスループットの向上に役立つ。


正解


解説

ア ターンアラウンドタイムの説明である。

イ 単にジョブ稼働率の説明である。

ウ 単にジョブの実行可能数の説明である。

エ 正しい。スループットは、システムが単位時間あたりに処理できる仕事量のことである。
スプーリングは、主記憶装置と低速の入出力装置との間のデータ転送を、補助記憶装置を介して行うことによって、システム全体の処理能力を高めることである。

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