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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−16

データ圧縮の方式として著名な Huffman 符号を用いて、入力“ABABACA”を符号化したものはどれか。ただし、“A”、“B”、“C”、“D”の4種類の文字しか現れず、発生確率は、“A”が80%、“B”が4%、“C”が15%、“D”が1%とする。

@ 00010001001000

A 0100100110

B 010001000100

C 011001100100

D 100110011011


正解

C


解説

Huffman符号は最も出現数の高い文字から順に
0 10 110 1110 ・・・ と符号化し、
最も出現率の低い文字の最終ビットは1、
次に出現率の低い文字の最終ビットを0として符号化する。

出現文字が6文字であれば
0 10 110 1110 11110 11111である。

問題は4文字で、出現率が多い順に
A:0
:10
:110
D:111 として変換する。
従って、
A = 011001100100

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