下図のように、レイヤ2スイッチに接続されたサーバの通信データを調べるために、パケット解析装置をレイヤ2スイッチの空きポートに接続する。このとき必要となるレイヤ2スイッチの設定として最も適切なものはどれか。
① MACテーブルにパケット解析装置の物理アドレスを登録する。
② 空きポートとサーバ接続ポートを同じVLANに所属させる。
③ 空きポートとサーバ接続ポートを同じブロードキャストドメインにする。
④ 空きポートに対してポートミラーリングを設定する。
⑤ ループが発生しないように、スパニングツリープロトコルの設定変更を行う。
④
① 直接パケット解析装置とサーバでデータのやりとりをするわけではないのでアドレスの登録は必要ない。
② 空きポートとサーバ接続ポートを同じVLANに所属させる必要はない。
③ 空きポートとサーバ接続ポートを同じプロードキャストドメインにする必要はない。
④ 正しい。ポートミラーリングは、ポートでやりとりしているフレームを別のポートに複製することである。従って解析装置使って管理する場合に必要となる。スイッチの速度が遅くなるので、使用後の設定解除を忘れないようにする。
⑤ スパニングツリープロトコルは、LAN内でループとなって、永遠に流れ続けないようにするための木構造を構成するプロトコルである。スパニングツリープロトコルの設定変更は不要である。
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