平成27年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
V−5
大きなソフトウェアをいくつかのモジュールに分割して実装したい。
次のモジュール分割の方針のうち、最も適切なものはどれか。

 @ 機能的な関連は弱いが、実行する時点が近い機能群を
   1つのモジュールにまとめる。
 A 個々のモジュールの凝縮度 (cohesion) をできるだけ低くする。
 B 参照するモジュール内部にあるデータを外部から直接読み書きできるようにする。
 C モジュール間で共通にアクセスするデータを一定の形式に編集して公開する。
 D モジュール間の結合度 (coupliing) をできるだけ低くする。





【正解】 D
モジュール強度(凝縮度)と結合度についての問題である。

モジュール強度は
強い方が良いプログラムであり、
モジュール結合度は
弱い方が良いプログラムとされている。
モジュール強度は、強い順に以下となる。
 機能的強度 > 情報的強度 > 連絡的強度 >
 手段的強度 > 時間的強度 > 論理的強度 > 暗号的強度

モジュール結合は弱い順に以下となる。
 データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 <
 外部結合 < 共通結合 < 内容結合

@ 機能的強度よりも時間強度を重視しているため、誤りである。
A 強度(凝縮度)は強い方がよく誤りである。
B 内部結合に関する記述であり、結合度が最も強いため誤りである。
C 共有結合に関する記載であり、モジュール結合度が強くなってしまう。
D 正しい。結合度は低い (弱い) 方が良い。




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