平成25年度 技術士第二次試験問題【必須科目】
【16】情報工学部門
T−12
分散システム環境でのトランザクション処理において、データベースの保全性
(integrity)を維持するためのACID特性に含まれないものは、次のうちどれか。

 @ トランザクション処理の過程において、データベースの状態を遷移させるとき、
   処理の前後において状態の一貫性は維持される (一貫性)。
 A トランザクションはシステム障害発生時における自律的な回復機能を
   もつ(自律性)。
 B トランザクションは障害発生時における回復の単位であり、コミットされると
   システムクラシュが発生してもその処理内容は失われない(耐久性)。
 C 一つのトランザクションは、完遂されるかまったく実行されないかという
   悉(しつ)無律に従う、不可分の処理単位である(原子性)。
 D 複数のトランザクションが同時に実行される場合、それぞれは干渉の無い
   無関係の隔離された処理単位として実行される(隔離性)。



【正解】 A
トランザクション処理においてはACID特性が求められる。
@Consistency(一貫性):トランザクションの前後で、データに矛盾が無く
整合性が保たれることを保証する。
AACIDに含まれない。
B
Durability(永続性・耐久性):トランザクションが完了したらデータベースに
 記録され、結果が失われることが無いことを保証する。
C
Atomicity(原子性):トランザクション処理が「全て実行される」か
 「一つも実行されないか」のどちらかになることを保証する。
D
Isolation(独立性・隔離性):同時に処理されている他のトランザクションに
 影響を受けず、また、他の処理に影響を与えないことを保証する。


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