平成21年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−35
コンピュータシステムの開発は、外部のシステム開発業者と契約を結び、
連携して実施する場合が多い。契約について、最も不適切な説明を
次の中から選べ。

 @ 一般的に、当事者の数だけ契約書を用意し、各契約書に各々が
   記名、押印し、各1通を保有することで契約が成立する。簡易に、
   発注者が受注者へ注文書を発行し、受注者が注文請書を発行する
   ことで成立とする場合もある。
 A すべての開発工程を一括委託する一括契約に対し、開発工程ごとに
   契約を分ける分割契約がある。規模が大きい開発等、完成型が
   曖昧なケースでは、コスト超過等のリスク回避のため、分割契約が
   望ましい。
 B 委託契約において、上流工程 (設計まで) のみの契約では完成の
   定義が曖昧であることから準委任の契約が適している。
   下流工程 (プログラミング以降)では、完成基準が明らかなことから
   請負契約がよい。
 C 請負契約で受注者側のエンジニアが発注者側へ常駐する形態を
   採ることがある。常駐するエンジニアに対して、発注者側のマネージャは、
   指揮・命令を行うことができる。
 D 委託契約による開発において、委託先との間で著作権の帰属先が
   問題となることがある。
   著作者人格権を除く著作権は、契約により帰属を変更できる。



【正解】 C

C請負契約の場合、発注者側のマネージャは、指揮・命令を行うことが
 できない。指揮・命令は受注側のマネージャが行う。

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