平成19年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−12
マイクロプロセッサアーキテクチャに関する次の説明のうち、最も適切な
ものを選べ。

 @ CISC方式は、個々の命令を単純化することによりパイプライン
   処理の効率を高め、処理性能の向上を図っている。
 A パイプライン段数を増加させることで、ある程度の段数までは
   全体としての処理能力を向上させることができる。
 B スーパースカラ方式では、並列化を考慮してプログラムをつくらないと
   正常に実行できない。
 C VLIW方式は、コンパイラ技術に頼らずにハードウェアだけで十分な
   性能を引き出すことができる。
 D RISC方式は、命令セットを高級言語に近づけ、複雑な処理を
   高速に実行できるようにして、処理性能の向上を図っている。



【正解】 A

@
CISC (Complex Instruction Set Computer) は、RISCマシンが
 考案されたときにその対語として呼ばれるようになったコンピュータのこと。
 RISCに比べて命令は複雑である。
A正しい。
B
スーパースカラは、メインメモリから複数の命令を同時に呼び出し、
 同時に実行できるようにするCPUの高速化技術の一つ。
 並列化を考慮しなくても正常に実行できる。
C
VLIW (Very Long Instruction Word) は、複数の命令を非常に
 長い1つの命令で同時に実行する方式のこと。
 コンパイル時に命令間の依存関係がないように考慮され、
 命令が並び替えられている。
D
RISC (Reduce Instruction Set Computer = 縮小命令セットコンピュータ)
 は、個々の命令を単純化することによりパイプライン処理の効率を高め、
 処理性能の向上を図ったコンピュータである。


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