平成17年度 技術士第一次試験問題【専門科目】
【16】情報工学部門
W−26
通常、大きなシステムはモジュールに分割して実装される。このモジュール
分割の評価基準の説明として、最も不適切なものを選べ。

 @ 個々のモジュールの凝集度 (cohesion) または強度 (strength) は
   強いほどよい。
 A 機能的な関連は弱いが実行する時間が近い機能群を一つの
   モジュールにまとめる方法は避けた方がよい。
 B モジュール間の結合度 (coupling) は強いほどよい。
 C モジュール間で共通にアクセスできるデータを介して情報をやり取りする
   方法は避けた方がよい。
 D 一方のモジュールが他方のモジュールの内容に直接アクセスする方法は
   避けた方がよい。



【正解】 B

モジュール強度(凝縮度)強い方が良いプログラムであり、
モジュール強度は、強い順に以下となる。
 機能的強度 > 情報的強度 > 連絡的強度 >
 手段的強度 > 時間的強度 > 論理的強度 > 暗号的強度

また、
モジュール結合度 弱い方が良いプログラムとされている。
モジュール結合は弱い順に以下となる。
 データ結合 < スタンプ結合 < 制御結合 <
 外部結合 < 共通結合 < 内容結合

A機能的強度よりも、時間的強度を優先するのは避けた方がよい。
Bモジュール間の結合度 (coupling) は弱いほどよい。
C例えば外部変数を共有するような場合である。
 共通結合に該当し、結合度が強くなる。
 避けた方がよいが、使ってはいけない訳ではない。
D内容結合であり、結合度が最も強くなる。
 避けた方がよいが、使ってはいけない訳ではない。


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