EXCEL Tips 050 1行おきに合計する計算式(配列数式) | |||||||
以前からご要望の多かった 1行おきに合計する計算式を考えてみました。 「配列数式」という方法です。 例えば のような表を作って、 男性、女性の合計を計算したいとします。 単純に C7: =SUM(C1,C3,C5) C8: =SUM(C2,C4,C6) でもOKです。 でも、行が100行なら、面倒なことになります。 C100 = SUM(C2,C4,C6,C8, ・・・・ , C98) 今回はちょっと難しいところもありますが、紹介します。 行の追加削除にも柔軟に対応できる裏ワザです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− @C7のセルに次のような計算式を入れ、 Ctrl + Shift + Enter キーを同時に押します。 =SUM(IF(MOD(ROW(C1:C6),2)=1,C1:C6)) ※式が{ }で括られます。 必ず数式バーのところか、 F2キーで直接計算式を編集するモードで、 Ctrl + Shift + Enterを押します。 AC8のセルには、次のような計算式を入れ、 Ctrl + Shift + Enter キーを同時に押します。 =SUM(IF(MOD(ROW(C1:C6),2)=0,C1:C6)) これで完成です。 Ctrl + Shift + Enter キーを同時に押す方法 を 「配列数式」と言います。 配列数式は、Ctrl + Shift + Enter の頭文字をとって、 CSE数式とも言います。 応用として 例えば3行おきにしたいときは 1行目: =SUM(IF(MOD(ROW(C1:Cx),4)=1,C1:Cx)) 2行目: =SUM(IF(MOD(ROW(C1:Cx),4)=2,C1:Cx)) 3行目: =SUM(IF(MOD(ROW(C1:Cx),4)=3,C1:Cx)) 4行目: =SUM(IF(MOD(ROW(C1:Cx),4)=0,C1:Cx)) です。 ※ x は任意の行。 また、 列を1列おきに合計するときは =SUM(IF(MOD(COLUMN(A1:x1),2)=1,A1:x1)) =SUM(IF(MOD(COLUMN(A1:x1),2)=1,A1:x1)) です。 ※ x は任意の列。 WORD・EXCEL裏技・実践技教えます。 〜筆者のHP |
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