スクロールロックの使い方を説明します。
EXCELを立ち上げて、そのまま何も入力せずにキーボードから「↓」キー を3回押すと、カーソルは当然のごとく下に移動し、A4のセルのところに来ていると思います。
@ では、キーボードから「ScrLK」というボタンを探してください。
※パソコンによっては「Fn」キーを押しながら「ScrLK」キーを押さないといけない場合が あります。
A 「ScrLK」を押すと、EXCELの左下隅に「ScrollLock」と表示されます。
※右下隅に「SCRL」と表示されるバージョンもあります。
B この状態で、再度キーボードから「↓」キーを3回押すと、どうなりましたでしょうか?
スクロールロックはどういうときに使えるかというと、例えば
「A1のセルに C200のセルの数字を入力したい。でもC200のセルの数字が分らないし、スクロールを何回か行って、数字を覚えて、それからまたA1のセルに戻って、やっとその数字を入力する。」
といった場合、スクロールロックして、A1のセルを選択しておいて、スクロールを何回か行って、C200のセルの数字を見て、そのままその数字を入力したらOKというわけです。
ただし、1文字入力した瞬間に画面はA1のセルの入力画面に戻るので、C200を本当の意味で、そのまま見ながら入力することはできません。
C 元に戻すときは、「ScrLK」キーを押してください。
※しつこいですが、「Fn」キーを押しながら「ScrLK」キーを押さないと有効にならず、変に文字が削除されたり、「NumLK」(ニューメリックロック) されてしまう場合があります。
ここでは余談ですが、“J”を入力しているのに、“1”が画面に表示されたりするのは、ほとんどの場合、この「NumLK」が、悪さしています。
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