本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

令和6年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問28

データウェアハウスのテーブル構成をスタースキーマとする場合、分析対象のトランザクションデータを格納するテーブルはどれか。

ア サマリテーブル

イ ディメンジョンテーブル

ウ ファクトテーブル

エ ルックアップテーブル


正解


解説

スタースキーマは、1つまたは少数のファクトテーブルと外部キーで関連付けられる複数のディメンションテーブルで構成される。
スタースキーマは多次元モデルを表す最も単純なスキーマである。ファクトテーブルを中心に、ディメンションテーブルが結ばれた星型構造で表されることからスタースキーマと呼ばれる。

ア サマリテーブルは、数値フィールドを使用して集計されたテーブルである。

イ 例えば、顧客、商品、注文、販売店という四つのテーブルをスタースキーマでモデル化した場合、顧客テーブル、商品テーブル、販売店テーブルがディメンションテーブルとなる。

ウ 正しい。顧客、商品、注文、販売店という四つのテーブルをスタースキーマでモデル化した場合、ファクトテーブルとなるものはトランザクションデータとなる注文テーブルである。

エ ルックアップテーブルは、入力された値に関連付けられたデータを取得するためのテーブルである。

問27 目次 問29