自動車の先進運転支援システムで使用されるセンサーの説明のうち、適切なものはどれか。
ア 可視光カメラは、天候などの影響を受けやすいが、交通標識の認識に使用できる。
イ 超音波センサーは、天候などの影響を受けやすいが、測定可能距離が500メートル以上と長い。
ウ ミリ波レーダーは、天候などの影響を受けにくく、交通信号機の灯色の判別に使用できる。
エ レーザーレーダーは、天候などの影響を受けにくく、建物の後ろにある物体を検知できる。
ア
ア 正しい。可視光カメラは一般的なデジタルカメラのことである。
イ 超音波センサーは、風や温度の影響を受けやすいといえる。また測定可能距離は最大でも数十メートル程度である。
ウ ミリ波レーダーは、天候などの影響を受けにくいが、電波 (電磁波) を使用するため交通信号機の灯色の判別には使用できない。
エ レーザーレーダーは、霧や雪などの影響を受けやすい。また光の直進性を利用するため建物の後ろにある物体は検知できない。なおレーザーレーダーは、LiDAR (Light Detection And Ranging = ライダー) などと表記されることが多い。
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