大規模なシステム開発を受注したA社では、不足する開発要員を派遣事業者であるB社からの労働者派遣によって補うことにした。A社の行為のうち、労働者派遣法に照らして適切なものはどれか。
ア システム開発が長期間となることが予想されるので、開発要員の派遣期間を3年とする契約を結ぶ。
イ 派遣候補者の履歴書及び業務経歴書の提出をB社に求め、書類選考を行い、面接対象者を絞り込む。
ウ 派遣された要員が大きな作業負担を負うことが見込まれるので、B'社に20代男性の派遣を求める。
エ 派遣労働者がA社の指揮命令に対して申し立てた苦情に自社で対応せず、その処理をB社に任せる。
ア
ア 正しい。
イ 書類選考や面接を行ってはいけない。
ウ 年齢や性別に基づく派遣労働者の指定を行ってはいけない。
エ 指揮命令に対する苦情はA社の責任範囲であるため、B社と協力して対応する必要がある。
問29 | 目次 |