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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和6年度 秋期 高度情報技術者試験問題と解説

問22

システム監査基準 (令和5年) におけるフォローアップの説明として、適切なものはどれか。

ア 監査対象先が、監査報告書の指摘事項及び改善提案を基に改善計画の策定を行うこと

イ 監査部門の責任者が、監査報告書を基に監査の実施状況と指摘事項の妥当性を確認すること

ウ システム監査人が、監査報告書に記載した改善提案の実施状況に関する情報を収集し、改善状況をモニタリングすること

エ システム監査人が、時間の関係で調査が終了しなかった監査項目を追跡調査して報告すること


正解


解説

ア 改善計画の策定に関する記述である。

イ 監査部門の責任者が、監査報告書を基に監査の実施状況と指摘事項の妥当性を確認するだけではフォローアップとは言えない。

ウ 正しい。【基準12】改善提案 (及び改善計画) のフォローアップとして以下の記述がある。
監査報告書に改善提案が記載されている場合、適切な措置が、適時に講じられているかどうかを確認するために、改善計画及びその実施状況に関する情報を収集し、改善状況をモニタリングしなければならない。 監査報告書に改善計画が記載されている場合も同様にその実施状況をモニタリングしなければならない。

エ 時間内に調査を終了することが望ましいし、時間の関係で調査が終了しなかった監査項目を追跡調査して報告することはフォローアップではない。

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