不正アクセス禁止法で規定されている、“不正アクセス行為を助長する行為の禁止”規定によって規制される行為はどれか。
ア 業務その他正当な理由なく、他人の利用者IDとパスワードを正規の利用者及びシステム管理者以外の者に提供する。
イ 他人の利用者IDとパスワードを不正に入手する目的で、フィッシングサイトを開設する。
ウ 不正アクセスの目的で、他人の利用者IDとパスワードを不正に入手する。
エ 不正アクセスの目的で、不正に入手した他人の利用者IDとパスワードをPCに保管する。
ア
不正アクセス禁止法は、「不正アクセス行為を禁止するとともに、これについての罰則及びその再発防止のための都道府県公安委員会による援助措置等を定めることにより、電気通信回線を通じて行われる電子計算機に係る犯罪の防止及びアクセス制御機能により実現される電気通信に関する秩序の維持を図り、もって高度情報通信社会の健全な発展に寄与することを目的」とした法律である。
ア 正しい。第5条に記載がある。
イ “識別符号の入力を不正に要求する行為の禁止”規定によって規制される行為である。
ウ “他人の識別符号を不正に取得する行為の禁止”規定によって規制される行為である。
エ “他人の識別符号を不正に保管する行為の禁止”規定によって規制される行為である。
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