暗号学的ハッシュ関数における原像計算困難性、つまり一方向性の性質はどれか。
ア あるハッシュ値が与えられたとき、そのハッシュ値を出力するメッセージを見つけることが計算量的に困難であるという性質
イ 入力された可変長のメッセージに対して、固定長のハッシュ値を生成できるという性質
ウ ハッシュ値が一致する二つの相異なるメッセージを見つけることが計算量的に困難であるという性質
エ ハッシュの処理メカニズムに対して、外部からの不正な観測や改変を防御できるという性質
ア
ア 正しい。
イ ハッシュ関数は、ある入力値から唯一に決まる固定値を生成する関数のことである。
ウ ハッシュ関数における衝突計算困難性の性質である。
エ ハッシュ関数の特徴であるが、一方向性の性質ではない。
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