本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

令和3年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問19

ページング方式の仮想記憶において、ページアクセス時に発生する事象をその回数の多い順に並べたものはどれか。ここで、A ≧ B は、Aの回数がBの回数以上、A = Bは、AとBの回数が常に同じであることを表す。

ア ページアウト ≧ ページイン ≧ ページフォールト

イ ページアウト ≧ ページフォールト ≧ ページイン

ウ ページフォールト = ページアウト ≧ ページイン

エ ページフォールト = ページイン ≧ ページアウト


正解


解説

一番初めは物理アドレス空間に何の情報も入っていない。したがって、ページフォルトが発生し、それに伴ってページインが発生する。
逆に、ページインはページフォルトがなければ発生しない。
よって、ページフォールト = ページインである。

また、ページフォルトが発生しても、物理アドレス空間の容量に余裕があればページアウトは発生せず、ページインのみが発生する。
よって、ページイン ≧ ページアウトである。

問18 目次 問20