リーダシップ論のうち、ハーシイ & ブランチャードが提唱するSL理論の特徴はどれか。
ア 優れたリーダシップを発揮する、リーダ個人がもつ性格、知性、外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。
イ リーダシップのスタイルについて、目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。
ウ リーダシップの有効性は部下の成熟 (自律性) の度合いという状況要因に依存するとしている。
エ リーダシップの有効性は、リーダがもつパーソナリティと、リーダがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。
ウ
ア 特性理論の特徴である。
イ PM理論の特徴である。PM理論は、リーダーシップをP機能(目的達成機能)とM機能(集団維持機能)の2つの能力要素からPM型、P型、M型、pm型の4つに分類している。
大文字がその特徴が大きいことを意味している。
ウ 正しい。SL (Situational Leadership) 理論は、縦軸にSupportive Behavior (援助的行動、協労的行動) 、横軸にDirective Behavior (指示的行動) をとり、教示的、説得的、参加的、委任的の四つのマトリクスに、部下の成熟度レベルによって、リーダシップスタイルを分類した理論である。
エ コンセプト理論の特徴と考えられる。コンセプト理論は、内部環境や外部環境の状況、およびメンバーの性質などにより、各場面に応じてリーダーシップを変えていくという理論である。
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