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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和3年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問34

UDPのヘッダフィールドにはないが、TCPのヘッダフィールドには含まれる情報はどれか。

ア 宛先ポート番号

イ シーケンス番号

ウ 送信元ポート番号

エ チェックサム


正解


解説

TCP (Transmission Control Protocol) も UDP (User Datagram Protocol) も、TCP/IP環境で使われる伝送制御プロトコルの一つである。
TCPは、コネクション型の通信を行う。一方 UDPは、コネクションレス型の通信を行う。

ア 宛先ポート番号は16ビットで、UDPのヘッダフィールドにもTCPのヘッダフィールドにも含まれる。

イ 正しい。シーケンス番号は32ビットである。
他にも、確認応答番号 (32ビット) 、ウインドウサイズ (16ビット) などがある。
ちなみにTCPのヘッダフィールドにはないが、UDPのヘッダフィールドには含まれる情報として、パケット長 (16ビット) がある。

ウ 送信元ポート番号は16ビットで、UDPのヘッダフィールドにもTCPのヘッダフィールドにも含まれる。

エ チェックサムは、16ビットで、UDPのヘッダフィールドにもTCPのヘッダフィールドにも含まれる。

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