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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和元年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問48

作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導する役割を受け持つこと、並びに公式な記録及び分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。

ア インスペクション

イ ウォークスルー

ウ パスアラウンド

エ ペアプログラミング


正解


解説

ア 正しい。インスペクションは、事前に役割を決められた責任のある第三者が、事前に定められた手順に従って確認、評価するレビュー技法である。役割は以下の5つである。
 オーナー: 作業成果物の作成者
 モデレータ: インスペクションの全体統括者
 インスペクター: 対象作業成果物の問題検出者
 プレゼンター: ミーティングでの参加者への資料説明者
 スクライブ: ミーティングでの記録者

イ ウォークスルーは、システム開発メンバーが集まり、プログラムの仕様やプログラム全体に誤りがないかなどを確認するレビュー技法である。

ウ パスアラウンドは、対象となる作業成果物を電子メールなどで複数のレビューアに配布・回覧して、フィードバックを求めるレビュー技法である。

エ ペアプログラミングは、2人のプログラマが1組となって開発を行うレビュー技法である。「ドライバ」と呼ばれる方がコーディングし、「ナビゲータ」がチェックする。

問47 目次 問49