ページング方式の仮想記憶において、主記憶に存在しないページをアクセスした場合の処理や状態の順番として、適切なものはどれか。ここで、現在主記憶には、空きページはないものとする。
ア 置換え対象ページの決定 → ページイン → ページフォールト → ページアウト
イ 置換え対象ページの決定 → ページフォールト → ページアウト → ページイン
ウ ページフォールト → 置換え対象ページの決定 → ページアウト → ページイン
エ ページフォールト → 置換え対象ページの決定 → ページイン → ページアウト
ウ
ページフォルトは、プログラムの実行に必要なページが物理アドレス空間に存在しないエラーのことである。ページフォルトが発生するとページアウトやページインなどのページ置換え処理が実行される。
ア ページフォールトが発生した後に、置換え対象ページを決定し、ページ置換え処理が実行される。
イ ページフォールトが発生した後に、置換え対象ページを決定し、ページ置換え処理が実行される。
ウ 正しい。ページフォールトが発生した後に、置換え対象ページを決定し、ページアウトで置換え対象ページを仮想記憶に移動させてから、ページインで対象となるページを主記憶に移動させる。
エ ページアウトで置換え対象ページを仮想記憶に移動させてから、ページインで対象となるページを主記憶に移動させる。
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