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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和元年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問61

情報化投資において、リスクや投資価値の類似性でカテゴリ分けし、最適な資源配分を行う際に用いる手法はどれか。

ア 3C分析

イ ITポートフォリオ

ウ エンタープライズアーキテクチャ

エ ベンチマーキング


正解


解説

ア 3C分析は、Company (自社)、Customer (顧客)、Competitor (競合相手) の分析を行い、自社の戦略策定などに活かすフレームワークである。

イ 正しい。

ウ エンタープライズアーキテクチャ (EA) は、大企業や大きな組織で、別個に運用されている複数の業務システムを標準化、最適化し、導入コストや運用コストの低減、業務運営の最適化等を目的とした手法のことで、以下の4つの分類体系で構成されている。
 ビジネスアーキテクチャ: 政策・業務体系
 データアーキテクチャ: データ体系
 アプリケーションアーキテクチャ: 適用処理体系
 テクノロジアーキテクチャ: 技術体系

エ ベンチマーキングは、競合相手又は先進企業と比較して、自社の製品、サービス、オペレーションなどを定性的・定量的に把握することである。

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