仮想記憶管理におけるページ置換えアルゴリズムとしてLRU方式を採用する。主記憶のページ枠が、4000、5000、6000、7000番地 (いずれも16進数) の4ページ分で、プログラムが参照するページ番号の順が、1→2→3→4→2→5→3→1→6→5→4のとき、最後の参照ページ4は何番地にページインされているか。ここで、最初の1→2→3→4の参照で、それぞれのページは4000、5000、6000、7000番地にページインされるものとする。
ア 4000 イ 5000 ウ 6000 エ 7000
ウ
LRU (Least Recently Used) は、参照されていない時間が最も長いページを置換対象とするアルゴリズムである。4ページの仮想ページの状態は以下のとおりとなる。
ページ 番地 (左から順に4000、5000、6000、7000とする。)
1 → 1
2 → 1、2
3 → 1、2、3
4 → 1、2、3、4
2 → 1、2、3、4
5 → 5、2、3、4
3 → 5、2、3、4
1 → 5、2、3、1
6 → 5、6、3、1
5 → 5、6、3、1
4 → 5、6、4、1
したがって、6000番地にページインされている。
問18 | 目次 | 問20 |